TRON PROJECT


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eTRON


技術内容
  • 汎用的かつ電子的な「実体:entity」を
    • ネットワークを通じて「高速で」移動でき、
    • なおかつ、紙の持つ特性も持つ
  • 「経済:economy」のために実現する、
  • 「どこでもコンピュータ」社会のセキュリティ基盤のための、
    • 普及することで、全体コストが下がり、ネットワーク基盤に組み込まれることで、障害者を含むすべての人に貢献できる。
  • 基本パーツからインフラまでのトータルアーキテクチャ
基本コンセプト
  1. 専用ハードウェアモジュールを基本パーツとして採用
    • 専用ハード間での認証通信により、電子実体の安全な転々流通が可能
  2. 多様なネットワークをサポート
    • 広域流通ネットワークはインターネットと携帯電話網をサポート
    • サービス現場で位置特定の出来る狭域通信システムとしてはISO14443をサポート
  3. 流通インフラシステムもあわせてデザイン
    • 販売、発行、配布、認証を行うサーバーシステム群
    • 各種のサービス現場で、リーダライタにより電子実体を読みとり、電子実体を書き換えたり、受け取ったりする機能のサービス現場パッケージ
アーキテクチャ概要
  1. API(Application Program Interface)
    • 可能な操作が制限されており、これにより紙の持つ物理的制限をエミュレートすることができるAPI
  2. プロトコル
    • 集中管理サーバを介在させず、送信者と受信者のeTRON専用ハードウェア間のみで、完全に電子実体を転送できるプロトコル
  3. データフォーマット
      コンピュータが内容を理解できるように、意味まで含めたeTRON電子実体の書式を定式的に書けるフォーマット
  4. 専用ハードウェア
    • 強い耐タンパ性があり、上記のAPI、プロトコル、データフォーマットをサポートする
    • 制限されたAPI経由でしか内部のデータにアクセスできない上、専用のプロトコル以外で電子実体を外部に送れないという強い制限を持つ
    • 非接触ICカード用チップ、機器組込み用チップ、サーバー用ボックスなどのファミリ
  5. サーバー群
    • 販売サーバ、発行サーバ、認証サーバ、サービス現場システムなどからなり、多様なビジネスモデルを支える

eTRON全体アーキテクチャ

図1 eTRON全体アーキテクチャ

eTRON専用ハードウェア・モジュール

専用ハードウェア概要
  1. 制限されたAPI経由で内部の電子実体にオブジェクトアクセスを可能にするCPU
  2. 電源が切れても電子実体が失われない不揮発性メモリ
  3. 公開鍵暗号による認証通信を効率よく行える暗号処理回路
  4. 非接触通信とインターネット通信を処理できる通信制御回路
  5. 内部に固有のIDを持つ
  6. 強い耐タンパ性を持つ独立モジュール

図2 eTRON専用ハードウェア・モジュール


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