トロン協会では、6月3日に学士会館(東京・神田錦町)において、第21回通常総会を開催しました。
野間口有会長(三菱電機(株)取締役[前会長])が議長を務められました。開会に先立ち、野間口会長から、この1年間、当協会では、ITRON仕様検討やリアルタイムOS技術者の育成など引き続きユビキタス社会の実現に向けた精力的な活動を展開するとともに、トロンの国際化の進展等を踏まえトロンプロジェクトの更なる効率化のための検討を進めている旨、挨拶がありました。
本総会では、次の4議案の審議が行われました。
第1号議案 T-Engineフォーラムとの運営統合について
第2号議案 平成20年度事業報告書および決算報告書
第3号議案 平成21年度事業計画書および収支予算書
第4号議案 理事および監事の選任
まず、第1号議案では、当協会とT-Engineフォーラムとの運営統合スキームが承認されました。
第2号・第3号議案では、前年度の協会活動報告および公益法人会計基準に基づく決算報告書(財務諸表・収支計算書)、並びに本年度の事業計画と収支予算がそれぞれ原案のとおり承認されました。
また、続く第4号議案では、理事および監事の任期(2年)満了にともない、新たに10名の理事と2名の監事を選任することが承認されました。
この後総会を中断し、別室にて理事会を開催し、会長、副会長および専務理事を選出しました。
総会閉会後、新たに会長に就任された伊藤達氏((株)ルネサステクノロジ 相談役[前会長])から、トロンプロジェクトは常に日本発のコンピュータ技術を世界に発信し続け、国内外でトロンに対する期待はますます大きくなってきており、当協会では今後のT-Engineフォーラムとの運営統合を機に、こうした期待に応えるべくトロンプロジェクトの活動を一層盛り上げていきたい、との挨拶がありました。
この後、来賓として出席された、経済産業省商務情報政策局の住田孝之・情報通信機器課長から、これまで当協会が組込み業界に果たしてきた役割や今後の協会活動への期待などについて、ご祝辞をいただきました。