トロン協会メールマガジン
Vol.193/2008年6月6日

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トロン協会全体/活動報告
TRON教育・普及グループの活動紹介(2)
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前号で紹介したTRON教育・普及グループの主な3つの活動内容、(1)技術者教育カリキュラムの検討(2)技術者教育テキスト・実習教材の開発、(3)講演会・実技セミナーの開催 の中から本号では、最後の(3) 講演会・実技セミナーの開催について少し詳しく紹介致します。

ITRONとT-Kernelに関する技術者教育として、本グループでは、以下の3つの形態でセミナーを開催しています。
■1 RTOSの基礎独習用On Webセミナー
■2 トロン協会主催RTOS実技セミナー
■3 関係機関・団体との共催セミナー

■1 RTOSの基礎独習用On Webセミナー
短時間で組込みリアルタイムOSの基本的なことを学びたい人のために超入門者向けの自習用・無料のOn Webセミナー『一時間でわかる組込みリアルタイムOS』をトロン協会のホームページに掲載しております。いつでもご利用いただけますので、都合の良い時にアクセスしてみて下さい。

■2 トロン協会主催RTOS実技セミナー
年間10回程度、定期的に東京で『組込み型リアルタイムOS実技コース』を開催しています。
組込みリアルタイムOSとしてμITRONを使用するコースとK-Kernelを使用するコースの2種類を用意していますので、ご使用になりたいOSにあわせてご参加下さい。
開催案内や受講申込み方法はホームページ上に掲載されていますのでご覧になり、お申込み下さい。

■3 関係機関・団体との共催セミナー
組込みシステムに関連した講演会、あるいは、セミナーの開催を考えていらっしゃる関係機関や団体に協力して、共催セミナーを開催いたしております。当協会の標準的なカリキュラム、あるいは、主催者様のご希望にそってカスタマイズした内容や日程で開催致します。開催に必要となる講師派遣や教材/実習機材の提供などを当協会が行います。 開催に関するお問合せやご希望はトロン協会までご連絡下さい。

電話(03)3454-3191
電子メール webmaster@assoc.tron.org


第20回通常総会報告
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トロン協会では、5月28日に学士会館(東京・神田錦町)において、第20回通常総会を開催しました。
秋草直之会長(富士通(株)代表取締役会長)が議長を務められました。開会に先立ち、秋草会長から、この1年間の活動を振り返り、これまでの協会活動の成果や、ユビキタスID技術の進展にともない、トロンプロジェクトの発足当初から推進してきた「いつでも、どこでも、誰でも のユビキタスコンピューティング」が、いよいよ現実のものになってきている旨の挨拶がありました。

本総会では、次の4議案の審議が行われました。

 第1号議案 平成19事業報告書および決算報告書
 第2号議案 平成20年度事業計画書および収支予算書
 第3号議案 当協会の今後あり方について
 第4号議案 理事の選任

まず、第1号・第2号議案では、前年度の協会活動報告および公益法人会計基準の新基準に基づく決算報告書(財務諸表・収支計算書)並びに、本年度の事業計画と収支予算がそれぞれ原案のとおり承認されました。
また、第3号議案では、当協会とT-Engineフォーラムと共同で、両者の運営の統合を図るための検討委員会を設置することが承認されました。
続く第4号議案では、秋草会長、久間副会長はじめとした理事の辞任にともない、新たに4名の理事を選任することが承認されました。
この後総会を中断し、別室にて理事会を開催し、会長および副会長の選出を行い、会長に野間口有氏(三菱電機(株)取締役会長)が、副会長には赤尾泰氏((株)ルネサステクノロジ 取締役マイコン統轄本部長)がそれぞれ就任されました。
総会閉会後、野間口新会長から、当協会では、引き続き「ユビキタス社会」の実現に向けた新たな提案や実績を積み上げていくともに、トロンプロジェクトの活動を一層盛り上げるため、T-Engineフォーラムと共同で、活動の形態や組織の効果的なあり方について検討を進めていきたい旨の挨拶がありました。
この後、来賓として出席された、経済産業省商務情報政策局の住田孝之・情報通信機器課長からご祝辞をいただき、今後の当協会の活動や組込み業界への果たす役割などへの期待が述べられました。

秋草直之 会長


野間口有 新会長


住田孝之 氏

トロンプロジェクト特別講演会開催報告
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トロン協会では、5月28日に学士会館において、トロンプロジェクト特別講演会を開催しました。本講演会は、当協会の通常総会開催を機に実施したもので、トロンプロジェクトリーダの東京大学・坂村健教授からご講演いただきました。トロンプロジェクトの最新の状況と今後の取組みについて、様々な事例や取組みなどのご紹介を交えて約1時間ご講演いただきました。
主な内容は次のとおりです。

昨今、携帯電話などをはじめとする組込みシステム分野でのオープン化がますます加速しており、トロンプロジェクトに代表されるオープンアーキテクチャが今後も注目を集めることになる。オープン化により、製品化のスピードアップやコストの低減を図ることができ、競争力強化が期待されている。
ネットワークを前提としたアーキテクチャであるユビキタスID(uID)技術が、年々様々な分野で応用されてきている。uIDは国内だけでなく海外でも大きな注目を集めており、このたび国際電気通信連合(ITU)の国際標準となった。
ITRONやT-Kernelなどの組込みリアルタイムOSを使いこなす技術者の技術水準を客観的に測定し、高い技術力を有する技術者やこれを雇用する企業の地位向上、組込みシステム業界の活性化を図るため、T-Engineフォーラムでは、トロン協会の協力を得て、トロン技術者認定試験を実施する。
本試験は、企業等が開発委託を行う際の評価尺度となるものであり、業界から大きな期待が寄せられている。

本講演会では、協会会員はじめ約100名の方々が熱心に聴講されました。





お知らせ
セミナー開催案内 トロン協会主催 第23回『組込み型リアルタイムOS実技コース』
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〜組込み型リアルタイムOSの解説とITRONによるプログラミング実習〜

入門者むけの2日間コースです
受講申し込み受付中!

組込みリアルタイムOSの基礎を学んだ後、μITRONを使用して組込みリアルタイムプログラムを作成する演習を行います。

前回のセミナー風景

◆ 開催日:
2008年6月 26日(木)〜27日(金)[2日間](10時〜16時30分)
◆ 会  場:
YRPユビキタスネットワーキング研究所 6階
(〒141-0031 東京都品川区西五反田2-20-1 第28興和ビル)アクセス
◆ 予定講師:
東京大学准教授 越塚 登(トロン協会 TRON教育・普及グループ 主査)
(株)グレープシステム 宮下 光明(トロン協会 TRON教育・普及グループ 委員)
◆ セミナー概要:
携帯電話やデジタルスチルカメラ、自動車のエンジン制御などの機器に組込まれてリアルタイム制御を行う『組込みシステム』分野でデファクトスタンダードとなっているITRONとT-Kernelに共通するリアルタイムOSの基本機能を解説します。
次に、ITRONによるプログラミングスタイルを理解することを目的として、シミュレーター上でμITRON4.0を使用し、その主要機能を使ってプログラム作成の演習を行います。

   -予定内容-
■ユビキタスと組込みリアルタイムOS概要
■μITRON4.0の基本機能の解説
■プログラミング演習
 ・タスクスケジューリングと優先度
 ・同期・通信機能
 ・メモリプール管理機能
 ・時間管理機能
 ・総合演習
◆ 主な対象者:
・組込みシステムの開発に携わっている方、あるいは今後、携わりたいと考えていらっしゃる方
・組込みリアルタイムOSに興味をお持ちの方
・OSの基本的な知識とC言語の知識を有していることが望ましい
◆ 受講料:
一般・・・47,000円
トロン協会またはT-Engineフォーラム、JASA会員会社所属の方・・・40,000円

(ITRON仕様書、テキスト代金を含む)
◆ 定  員 :
15名(定員になり次第、お申し込み受付を終了致します)
◆ 最少開催人員:
受講お申し込み4名より開催致します。
◆ 詳細案内・参加お申し込み:
トロン協会ホームページ http://www.assoc.tron.org/をご覧ください。
◆ お問い合わせ先:
(社)トロン協会 info@assoc.tron.org/TEL:(03)3454-3191

第6回ITRON・T-Kernelオープンセミナー開催のご案内
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トロン協会では、ITRONとT-Kernelの最新技術動向を組込みシステムエンジニアに紹介するため、7月22日(火)13:30〜17:30 秋葉原UDX南ウィング6F UDXカンファレンス Room A+B において「第6回ITRON・T-Kernelオープンセミナー」を開催します。内容は、「組込みシステムにおけるマルチコアの考察(仮題)」や、坂村健監修・トロン協会著により近く技術評論社から発行予定の「組込みシステム実践プログラミングガイド〜ITRON仕様OS/T-Kernel対応」の上手な利用法の紹介などです。セミナーの締めくくりには、坂村プロジェクトリーダの特別講演があります。会費は、一般5,000円、トロン協会会員・T-Engineフォーラム会員・学生 無料です。皆様お誘い合せの上ご参加下さい。詳細・参加申込方法は、こちら
http://www.assoc.tron.org/jpn/event/2008-07-22.html をご覧下さい。

昨年のオープンセミナーの様子

会員の皆様へ:第1回トロン技術者認定試験のご案内
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「第1回トロン技術者認定試験」を6月28日(土)に実施いたします。この「トロン技術者認定試験」は、T-Kernel やITRON などの組込みリアルタイムOS を使いこなす技術者の技術水準を客観的に測定し、高い技術力をもつ技術者の地位向上と、組込みシステム業界全体の価格モデルの透明化、および、それによるシステム開発を発注する企業側の発注コストの可視化を高めることを目的としています。

今回の受験資格者は、「T-Engineフォーラム会員、トロン協会会員およびその紹介者のみ」となっています。受験申込みは、T-EngineフォーラムWebページの「トロン技術者認定試験」専用ページ http://www.t-engine.org/exam/ より行なっていただきますが、その際、「アクセスキー」が必要となります。トロン協会会員で受験希望の方には、「アクセスキー」をお知らせしますので、協会事務局 info@assoc.tron.org までご連絡下さい。




製品紹介
SH7673搭載 豊富な周辺機能を搭載の超小型組込みネットワークCPUボード「ESPT-SH7673」
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データテクノロジー(株)の組込みCPUボードESPT-SH7673は、ルネサス テクノロジ社製CPU、SH-Etherシリーズの新製品「SH7673」を搭載した名刺サイズのリファレンスハードウェアです。高度に進化したイーサネットコントローラとUSB2.0ホストコントローラなどがCPUに内蔵されている他、組込み無線LANモジュールをオプション搭載することが可能となっています。本ハードウェアとμITRON完全対応のミドルウェア「Centeミドルウェアパッケージ」を組み合わせて使用することで、組込みTCP/IPや組込みUSB等の開発を迅速かつ簡単にスタートすることができます。また、本基板をお客様のシステムにそのまま組み込んでいただくことも可能であり、より信頼性の高い組込みシステムの実現が可能になります。

http://www.cente.jp/



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