さる2月26日に開催された当協会の第88回理事会において、平成20年度事業計画書が議決されました。平成20年度においては、T-Engineフォーラムとより蜜に協力してトロンプロジェクトを一層盛り上げ、日本のユビキタスインフラの標準化を推進し、世界に発信するための活動を行います。
平成20年度の重点事業は下記のとおりです。
■ITRON・T-Kernelに関する今日的課題のニーズ調査
日本国内で過半数のリアルタイムOSのシェアを持ち、アジアを中心に急拡大しているITRON・T-Kernelをより強固なものとし、標準化を一層推進するため、マルチコアやセキュリティ保護などの今日的課題について、リアルタイムOSユーザを対象に必要追加機能に関するニーズ調査を実施します。
■リアルタイムOS技術者育成の拡充
当協会では、ITRON・T-Kernel の実技教育コースを17年度から開始し、年間70〜80名の技術者教育を実施しています。20年度においては、ご要望の多い「中級コース」の開設に向け準備を進めます。また、昨年のトロンショウにおいて試行された「TRONエンジニア試験」についても、T-Engineフォーラムと協力して推進していきます。
■多文字に対応するTRONコードの応用推進
パソコンでサポートされない「外字」などを統一的に扱うことができる「TRON文字コード」の普及を推進します。印刷業界や、公的機関での適用について、関係者間で協議を行い、普及のために必要な標準化活動やツールの開発について検討を行います。
■トロンプロジェクトの強化
トロンプロジェクトを一層盛り上げるため、活動形態・組織の効果的なあり方などについて、T-Engineフォーラムと共同で検討を行います。