トロン協会メールマガジン
Vol.186/2008年2月22日

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トロン協会全体/活動報告
『組込み型リアルタイムOS入門/T-Kernel 』実技編を開催
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八戸地域雇用機会増大促進協議会主催/社団法人トロン協会共催

2月13日〜15日の3日間、青森県八戸市で「組込み型リアルタイムOS入門」実技編を開催しました。

このセミナーは厚生労働省より委託を受けた地域雇用創造推進事業の一環として、ITを活用した情報発信技術の習得に基づく人材育成により、八戸地域における雇用促進を図ることを目的として開催されたもので、トロン協会ではカリキュラムの編成や教材・実習機材の提供、講師派遣などの面でこれに協力致しました。

セミナー全体は、下記のように座学編と実技編の二部で構成されており、このうち座学編は既に昨年11月14日に開催し、今回は実技編を開催しました。

『組込み型リアルタイムOS入門』コース

◇座学編:キックオフセミナー「ユビキタスと組込みリアルタイムシステム」(2007年11月14日開催済)
◇実技編(今回開催):「組込み型リアルタイムOS入門/T-Kernel」

■今回の実技編の内容
第一日目 
 ◆組込みリアルタイムOS概説
 ◆組込みリアルタイムOSの特長と主要機能
第二日目 
 ◆開発環境使用方法
 ◆演習(タスク・優先度・スケジューリング)
第三日目 
 ◆演習(イベントフラグ)
 ◆総合演習(スロットマシン)

講師:
 トロン協会 TRON教育・普及グループ委員
  岸本 隆行 氏 (株)日立超LSIシステムズ
 トロン協会 TRON教育・普及グループ委員
  鹿取 祐二 氏 (株)ルネサスソリューションズ

使用した開発環境:
 ルネサステクノロジ製 SH7727用T-Engineと統合開発環境
 日立超LSI製 HI Application Engine

今回は八戸市を中心として青森県内各地から10名の技術者の方が参加されました。そのうちの8名は組込みシステムの開発経験者ですが、リアルタイムOSによる開発経験はなく、今後の開発業務でT-Engine/T-Kernelを活用するため、基本的な知識の習得と具体的な演習課題に熱心に取り組まれました。

また、今回のセミナー開催を機会として青森県内のソフトウェア会社経営者の方々との懇談会が開催され、組込みソフト開発現場の最新事情の紹介と組込み関連事業を県内で拡大する方策についての意見交換も行なわれ、青森県での組込み産業振興への期待感が感じられました。

2007年度リアルタイムOS利用動向アンケート調査結果の公開について
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トロン協会では、Embedded Technology 2007(2007年11月14日〜16日)会場において組込みシステムの開発技術者、研究者、営業技術者を調査対象に、組込みシステムの技術動向、利用動向に関するアンケート調査を実施しました。このアンケートは1996年度から毎年実施し、組込みシステム開発技術の現状とリアルタイムOSの問題点や選択基準などを調査しています。調査報告書は、会員向けには完全版を、一般向けにはダイジェスト版を近日中にWebページで公開する予定です。



お知らせ
セミナー開催案内 トロン協会主催 第20回『組込み型リアルタイムOS実技コース』
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〜組込み型リアルタイムOSの解説とT-Kernelによるプログラミング実習〜

入門者むけの2日間コースです
受講申し込み受付開始!

組込みリアルタイムOSの基礎を学んだ後、μITRONを使用して組込みリアルタイムプログラムを作成する演習を行います。

前回のセミナー風景

◆ 開催日:
2008年3月 27日(木)〜28日(金)[2日間](10時〜16時30分)
◆ 会  場:
YRPユビキタスネットワーキング研究所 6階
(〒141-0031 東京都品川区西五反田2-20-1 第28興和ビル)アクセス
◆ 予定講師:
東京大学准教授 越塚 登 (トロン協会 TRON教育・普及グループ 主査)
(株)グレープシステム 宮下光明 (トロン協会 TRON教育・普及グループ 委員)
◆ セミナー概要:
携帯電話やデジタルスチルカメラ、自動車のエンジン制御などの機器に組込まれてリアルタイム制御を行う『組込みシステム』分野でデファクトスタンダードとなっているITRONとT-Kernelに共通するリアルタイムOSの基本機能を解説します。
次に、ITRONによるプログラミングスタイルを理解することを目的として、シミュレーター上でμITRON4.0を使用し、その主要機能を使ってプログラム作成の演習を行います。

-予定内容-
■ ユビキタスと組込みリアルタイムOS概要
■ μITRON4.0の基本機能の解説
■ プログラミング演習
 ・ タスクスケジューリングと優先度
 ・ 同期・通信機能
 ・ メモリプール管理機能
 ・ 時間管理機能
 ・ 総合演習
◆ 主な対象者:
・組込みシステムの開発に携わっている方、あるいは今後、携わりたいと考えていらっしゃる方
・組込みリアルタイムOSに興味をお持ちの方
・OSの基本的な知識とC言語の知識を有していることが望ましい
◆ 受講料:
一般・・・47,000円
トロン協会またはT-Engineフォーラム、JASA会員会社所属の方・・・40,000円

(ITRON仕様書、テキスト代金を含む)
◆ 定  員 :
10名(定員になり次第、お申し込み受付を終了致します)
◆ 詳細案内・参加お申し込み:
トロン協会ホームページ http://www.assoc.tron.org/をご覧ください。
◆ お問い合わせ先:
(社)トロン協会 info@assoc.tron.org/TEL:(03)3454-3191




製品紹介
ITRONを搭載した組込みシステムの仮想環境を実現するCoMET/METeor
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CoMET/METeorは、高速高精度なシステムシミュレータです。ITRONを実装したターゲットシステムを、CPUクロックサイクル精度で、高速に、システムレベルでシミュレーションすることができます。このシステムレベルシミュレーションで実現する仮想環境は、ハードウェア開発と並行したソフトウェアの開発、システム仕様のハードウェア・ソフトウェア両面からの検証、ソフトウェアのテストの自動化、などを実現することができます。SoCを含む大規模なシステム開発においては、例えばそのアプリケーションにおいて最適なキャッシュのサイズを仮想環境で見極めてから詳細設計に進むなど、V字開発プロセス毎に検証を進め、仕様への後戻りを最小限に抑える開発プロセスの改善も可能となります。CoMET/METeorは、マルチコアのターゲット環境にも使える他、外界モデルを取り込んだシステム全体の検証も可能となります。CoMET/METeorは、米国VaST Systems Technology社の製品です。日本では、(株)ガイア・システム・ソリューションが、販売とサポートを行なっています。

http://www.gaiaweb.co.jp/



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