トロン協会メールマガジン
Vol.184/2008年1月25日

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トロン協会全体/活動報告
社団法人日本印刷技術協会における多漢字をテーマとした講演会の報告
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昨年12月18日に、東京都杉並区の社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)にて多文字(多漢字) をテーマとした講演を行いました。印刷業界では、原稿執筆者が使う規格外の多様な文字を「外字」として各社で個別に作成しており、作業が大変になっています。一方、トロン(BTRON)のコンピュータシステムでは150万文字を扱うことができ、既に18万文字のコード化が終わっております。これにより、印刷業界などで使われる「外字」も含めて、JISやUnicodeで表現できないほとんど全ての漢字をカバーしています。トロンの文字コードであるTRONコードはhttp://www2.tron.org/にて公表されており、トロンプロジェクトに賛同する方であれば、誰でも自由にこのコード規格を使うことができます。
この度の講演では、TRONコードを使ったソフトウェア「超漢字V」「超漢字検索」や、「トロンフォントトレーサビリティシステム」などを紹介し、印刷業界の外字の標準コードとしてもTRONコードを使うことを提案しました。今後、具体的なお話を詰めていく予定です。

講演を行うトロン協会 TRON 多文字応用グループ主査のパーソナルメディア社 松為氏

TRONSHOW2008シアターセッション開催報告
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昨年12月14日、TRONSHOW2008最終日にトロン協会が行なった出展者セミナーの概要を本号と次号で2回にわたりご報告いたします。本号では、TRON多文字応用グループとTRON教育・普及グループの発表について報告します。

■TRON多文字応用グループ
同グループの主査である松為彰氏(パーソナルメディア(株))が、「TRONコード」「BTRON仕様OS・超漢字」「超漢字検索」などトロンプロジェクトにおける多文字対応の技術について解説しました。

TRONコードは、世界のあらゆる文字を収録するというコンセプトの下、現在約18万文字を割り当てている文字コード体系です。一方、BTRON仕様OS「超漢字」は、強力かつ柔軟な文字検索機能を備えており、TRONコードに登録された多文字を使いこなすためのツールと位置づけることが出来ます。他のOSとの相互運用技術の開発も進めており、Windows上で動作する「超漢字V」や、超漢字の文字検索機能のみを抽出し開発したWindows向けアプリケーション「超漢字検索」などが製品化されています。また、ユビキタス時代に向け、もちろんT-KernelでもTRONコードによる多文字環境が利用可能となっています。

■TRON教育・普及グループ
同グループの主査である越塚登氏(東京大学准教授)が以下の点を中心に活動状況と今後の計画について講演をおこないました。

◇リアルタイムOSの教育カリキュラム開発と技術セミナー開催の状況

開催実施中のカリキュラム:

開発計画中のカリキュラム:

  • 「組込みリアルタイムOS実技コース」中級編(仮称)

◇TRON技術者認定試験

  • 本認定試験を実施する趣旨
  • 今回実施した模擬試験の概要
  • 試験問題の出題領域
  • 今後の模擬試験/本試験の実施計画



2007年度リアルタイムOS利用動向アンケート調査結果について
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トロン協会では、Embedded Technology 2007(2007年11月14日〜16日)会場において組込みシステムの開発技術者、営業技術者、研究者を主な調査対象に、組込みシステムの利用動向に関するアンケート調査を実施しました。このアンケートは1996年度から毎年実施し、組込みシステムにおけるリアルタイムOSの利用動向や、リアルタイムOSの問題点および選択基準などを調査しています。今回の調査結果では、「システムに組込んだOSのAPI(OS不使用を含まず)」は51%がITRON仕様、6%がT-Kernelでした。調査報告書は近日中にトロン協会ホームページで公開予定です。




お知らせ
セミナー開催案内 トロン協会主催 第19回『組込み型リアルタイムOS実技コース』
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〜組込み型リアルタイムOSの解説とT-Kernelによるプログラミング実習〜

入門者むけ2日間コースです
受講申込み受付を開始しました!

トロン系リアルタイムOSの基礎を学んだ後、リアルタイムOS、T-Kernelと標準開発プラットフォーム、T-Engineを使用して、組込みリアルタイムプログラムを作成する演習を行います。
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前回のセミナー風景

◆ 開催日:
2008年2月21日(木)〜22日(金)[2日間](10時〜16時30分)
◆ 会  場:
社団法人 トロン協会 (東京都港区三田1-3-39 勝田ビル)アクセスMAP
◆ 予定講師:
東京大学准教授 越塚 登(トロン協会 TRON教育・普及グループ 主査)
イーソル(株) 久保 裕介(トロン協会 TRON教育・普及グループ 委員)
◆ セミナー概要:
ユビキタス時代に向けてITRONから進化したT-Kernel (eT-Kernel)と、その標準開発プラットフォームであるT-Engineを使用して、組込みシステムのソフト開発を行う手法を解説するとともに、実機上でリアルタイムOS『T-Kernel』の機能を使用してプログラムを作成する演習を行い、リアルタイムOSを用いたプログラミングスタイルと開発手法を学んでいただききます。

−予定内容−
□ ユビキタスと組込みリアルタイムOS概要
□ T-Kernel 基本機能の解説
□ T-EngineとT-Kernelを使ったリアルタイムプログラミング実習
 ・開発環境の使用方法
 ・サンプルプログラム
 ・プログラム作成演習
◆ 主な対象者:
・組込みシステムの開発に携わっている方、あるいは今後、携わりたいと考えていらっしゃる方
・組込みリアルタイムOSに興味をお持ちの方
・OSの基本的な知識とC言語の知識を有していることが望ましい
◆ 受講料:
一 般・・・47,000円
トロン協会またはT-Engineフォーラム、JASA会員会社所属の方・・・40,000円
(T-Kernel標準ハンドブック・μITRON4.0仕様書・講義テキスト代金を含みます)
◆ 定  員 :
10名(定員になり次第、お申し込み受付を終了致します)
◆ 詳細案内・参加お申し込み:
こちらをご覧ください。
◆ お問い合わせ先:
(社)トロン協会 info@assoc.tron.org/TEL:(03)3454-3191




製品紹介
グレープシステムの「オーディオ機器向けUSB/FILEソリューション」
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(株)グレープシステムでは、組込み機器向けのUSB/FILE関連のソリューションを強化し、オーディオ機器向けにより使いやすい機能を用意しました。
  • 「GR-FILE」のオプション強化
    • 大容量バインダ(ディレクトリ)下の高速ファイルアクセス機能
      多数のファイルを扱う用途に対応
    • 同時多国語ファイル名対応機能
      様々な国のデータファイルの混在に対応
  • 「GR-USB シリーズ」アイソクロナス通信対応強化
    iPod、マイク、スピーカ等のリアルタイム音声データ転送に対応
  • 「GR-MTPシリーズ」イニシエータ対応
    カーオーディオなどの再生側に対応
  • μITRON、ThreadXなど主要OSに対応

http://www.grape.co.jp/

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